氷点

 

氷点とは水が氷に変わる凝固点、0℃のことですが、クリスチャンなら三浦綾子のデビュー作「氷点」を思い浮かべるのではないでしょうか。継母のいじめにも関わらず前向きに生きる主人公の陽子が殺人者の娘だと知り、自分の心の中にも人間が生まれながらに持つ「原罪」があることに気づき、心が凍りつく瞬間を三浦綾子は表題「氷点」と表したのです。

このような深く重いテーマと正反対にあるのが50年続くお笑い番組の「笑点」ですが、「笑点」というタイトルが三浦綾子の小説「氷点」から付けられたということを、私は最近知りました。

「氷点」が最初にドラマ化されたのは1966年、私が5才の時なので、その人気を記憶していませんが、その後何度もリメイクされ、韓国版や台湾版の「氷点」も作られていることを思うと、クリスチャン作家、三浦綾子の影響は大きいことを改めて感じます。近いうちに第二の三浦綾子が現れることを願いたいですね。

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